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VMWare+Ubuntu14.04+Windowsでファイル共有する手順メモ

Qiitaで書くような内容ですがブログでも。

開発環境を作りなおしていたのですが、VMWarevmware-toolsでサポートするHGFSで案の定と言うか不幸にもというか時間を取られたので解決する手順を残します。

結論としてはvmware-tools-patchesを使います。

vmware-toolsのビルドでコンパイルエラーが起こって何も事もなく最後まで進んでしまうため、ちゃんと見ていないとエラーと気づきません。

./vmware-install.plで失敗した後の復元手続き。

この記事を見ると人は、./vmware-install.plでインストールに成功したと思ったけどもファイル共有に失敗した人だと思います。

$ ls /mnt/hgfs/ # ここに何も表示されない。

まずインストールした内容を消します。binフォルダ下にuninstallerが入っていますのでこれを呼び出します。

$ cd vmware-tools-distrib/
$ ./bin/vmware-uninstall-tools.pl

色々試す中でopen-vm-toolsをインストールしている人は削除しましょう。

$ apt-get remove open-vm-tools
$ apt-get remove open-vm-toolbox

vmware-tools-patchesの準備

gitを使うのと、コンパイルエラーの解消にlinux-headersを利用していますのでこれらをまとめてインストールします。

$ apt-get install git gcc make linux-headers-$(uname -r)

vmware-tools-patchesを取得します。

$ git clone https://github.com/rasa/vmware-tools-patches.git

フォルダを移動してdownloads下にvmware-toolsを設置します。自分で解凍する必要はありません。

$ cd vmware-tools-patches/
cp '/media/user/VMware Tools/VMwareTools-9.x.x-xxxx.tar.gz' downloads/

vmware-tools-patchesを使ったvmware-toolsのインストール。

tarを解凍してパッチあててコンパイルからインストールまで行うスクリプトを実行します。ここで悪夢のようなコンパイルエラーが解消されることを祈ります。

$ ./untar-and-patch-and-compile.sh

共有フォルダに入れれば成功です。

cd /mnt/hgfs/shared/

こうやって手順にまとめるとシンプルですが、Cのコンパイルエラー原因を調べ始めると結構時間かかると思います。

vmware-tools-patchesがあって本当に良かったです。