Googleクラウド自然言語API(Cloud Natural Language API)の利用制限・利用料金を手短に。
写真はうちのみーこ。
Googleからクラウド自然言語API(Cloud Natural Language API)が公開されたので気になる利用制限・利用料金を手短にまとめます。
※ 2016/7/21日時点。
利用制限
- 対応言語
- 英語、スペイン語、日本語
- テキスト量
- 1リクエストで1Mバイトまで。1Mバイトを超えるとAPIErrorを返す。
- トークン量
- 1リクエストで10万まで。10万を超えるとIgnoredを返す。
- リクエスト回数制限 ※プロジェクト・アプリケーション(IP)で制限を共有
- 100秒で1,000回まで。
- 1日で80万回まで(ただしフリーβ期間の2016/8/1日までは1日5万回まで)。
料金
※料金はテキストレコード(text records)単位です。API呼び出し回数ではありません。
5,000テキストレコードまで無料。料金計算は1,000テキストレコード単位。
以下、テキストレコード数を軸にした料金テーブルを作りました。
テキストレコード数 | Entity Recognition | Sentiment Analysis | Syntax Analysis |
---|---|---|---|
5,000 | $5 | $5 | $3 |
10,000 | $5 | $5 | $3 |
15,000 | $8 | $8 | $4 |
20,000 | $10 | $10 | $5 |
50,000 | $13 | $13 | $7 |
100,000 | $25 | $25 | $13 |
200,000 | $50 | $50 | $26 |
月に20万テキストレコードを分析して$50(6,000円程)を安いと見るか高いと見るか。
顧客向けプロジェクトでテキストレコード数が月に2千万を超えるならGoogleに見積もり依頼して要相談。